髪は、日々ダメージを受けています。
極端にいえば、髪にとっては触るだけでダメージになります。
ではダメージとはいったい何なのでしょうか?
髪のダメージは、減点法で考えてみるとわかりやすいと思います。
髪の体力を数字の1000で表したとします。ダメージを受けるとこの数字が減少し、少なくなればなるほど手触りやまとまり、ツヤなどが損なわれていきます。そして、数字が0に近づくと断毛したり縮れたりします。
例(イメージなので、髪の状態や施術方法などによって変わります)
- 普段の生活の物理ダメージで1ダメージ
- カラー1回で100ダメージ
- ブリーチ1回で300ダメージ
- コールドパーマ1回で100ダメージ
- 縮毛矯正1回で300ダメージ
生活ダメージはそれほど負担になりませんが、美容室での薬剤によるダメージはかなり負担になってしまいます。
毎回、毛先までカラーや縮毛矯正すれば、ダメージはどんどん蓄積してしまいます。
髪は、一度でもダメージすると、元の髪の状態(生えたての髪)にすることは、今のところできません。
綺麗な状態を保つ為には、その時その時に適正な薬剤や施術が大切です。
では、トリートメントをしたら体力は回復するでしょうか?
トリートメントをしても、基本的にはこの数字は増えないと思います。
では、トリートメントは意味がないのでしょうか?
一時的に髪が強化されただけで髪の体力の回復にはなりませんが、手触りやまとまりは向上しますので、美容室行ってから、次に行くまでのつなぎと考えるのが良いと思います。
美容室SORAでは、ヘアカラー、縮毛矯正は基本リタッチを推奨します。
時間の経過で、カラーの退色や癖が戻ってしまった場合は、髪に負担の少ない薬剤で施術します。
また、ケア剤による補強で施術の時に生じるダメージを軽減します。