トリートメントすれば髪が良くなるんじゃないの?

という声が聞こえてきそうですが、トリートメントは成分や使用する髪の状態によって髪を痛めます。

特に、皮膜系トリートメントすると、髪もサラサラで艶もしっかり出てきれいに見えるのですが、注意が必要です。

髪が綺麗に見えることのデメリット

髪が綺麗に見えるのはとても良いことですが、トリートメントで作られたツヤは美容師の目を惑わせます。

実際のダメージより綺麗に見える事により、強い薬剤を使用してしまい余計に髪が傷んでしまうことがあります。

美容室に行く時はトリートメントはしないで、素髪の状態にすることをオススメします。

長持ちするトリートメントは要注意

長持ちするトリートメントは一度すればある程度の期間効果があるので、お財布にも優しいですね。

髪にとってトリートメントは、肌に例えるとファンデーションにあたります。

ファンデーションをずっとつけている人はいませんよね。

ファンデーションをずっとつけていると、お肌はダメージを受けてしまい肌が荒れたりしますが、トリートメントも同じです。

その日つけたものはその日のうちに落としてあげることが大切です。

トリートメントしてはいけないタイミング

美容室でカラーやパーマをした後、サロントリートメントをする方は多いと思います。

実は、そのタイミングは髪にとってあまり良くありません。

カラーやパーマ施術をしたあと、残留アルカリの処理をしないでトリートメントすると、残留成分が外へ出ることができずに髪の中にとどまってしまいます。

そして、髪を中からチクチクと痛めていくのです。

トリートメントをした後は、手触りもよく痛みは感じないですが、時間が経過してトリートメントが剥がれてくると、前より傷んだ髪が出てくるのです。

オイル系トリートメントのつけすぎ

ボリュームを抑えたりするために仕上げでオイル系トリートメントをつける方も多いと思います。

ダメージが進んだ髪にオイル系のトリートメントを沢山使用すると、オイル毛という状態になります。

髪が痛むとダメージホールと言う小さい穴ができるのですが、そこからオイルが入り一度のシャンプーでは取れずしっとりとした重い質感が残ってしまいます。

こうなってしまうと、美容室での薬剤の反応が悪くなり、時間が長くなり余計ダメージしてしまします。

また、トリートメントが蓄積し、重たい質感になってしまうので、つけたものはしっかり落としてまた新たにつけるほうが、髪にもスタイリングもしやすくなると思います。

まとめ

髪に良いと思ってしていたトリートメントも、種類やタイミングによって髪の負担になることがあります。

必要なところに必要な分だけ、つけたらしっかり落とす。

これが髪を負担をかけず綺麗にする秘訣です。