ビフォー

アフター

髪の状態

うねるクセで濡れると落ち着くけど、乾くと膨らむクセで髪の多いので、余計にボリュームが出てしまいます。

また、一本一本にねじれがあるので手触りがザラザラしてしまいます。

こうゆう髪の場合、1剤での還元(結合を切る)とアイロンをしっかりすることで、クセは落ち着きます。

施術行程

1剤は、先に酸性の薬剤を髪の中に仕込み、後から強アルカリの薬剤でphを上げてしっかり還元します。膨潤はあまりしません。

1剤を流した後、熱から髪を守るためと、髪を柔らかくする処理をします。

乾きすぎないようにドライします

アイロンはスライス薄めでしっかり熱を与えます。スライスが厚いと中まで熱が伝わらないのと丸みが出ないためです。

全体を伸ばした後、毛先を内に入れます。

2剤をつけて少し時間をおいて。流しておわりです。

まとめ

アフターの写真は、オイルトリートメントつけてブラシなしでドライヤーのみです。

ボリュームが出やすい人は、量を減らすために髪を多く梳いていることが多いのですが、ストレートになると、形が安定しにくくなります。

毛先を少し切って、厚みを作るともっと落ち着きやすくなると思います。

縮毛矯正の痛む原因は、強いアルカリでの過膨潤と過還元、高温でのアイロンだと思います。

乾いているときはサラサラだけど濡れるとギシギシで髪もふにゃふにゃ柔らかくなってしまいます。

今回は薬剤はアルカリを強くしていないので、髪に体力が残っているので傷んだ感じもなく、濡れても髪はしっかりしています。

施術途中のケア剤の効果で、手触りはサラサラで艶やかに仕上がっていますので、ビフォーの写真より傷んで無いように見えます。