今日は今後メニュー化するアイロンパーマの検証記事になります。
アイロンパーマは理容室で行われている技術ですが、美容室向けにしたものです。
ショートスタイルで毛先のカールやトップの立ち上がりがほしい方、髪が硬くて立ちやすい方にオススメです。
また、ショートの縮毛矯正は不自然に仕上りやすのですが、アイロンパーマを組み合わせることで自然な仕上がりにすることができます。
美容室SORAではこのカールする技術を、縮毛矯正の前髪やボブスタイルの毛先のカールにも使用していますので、自然な仕上りにすることができます。
ビフォー(カット後)
仕上げ前(ウェット)
アフター(ワックスなし)
ビフォー・アフター比較
◀▶を押しながら左右に動かすとスライドします
髪の状態
二ヶ月前にパーマをしているので、毛先には多少ダメージがあります。
毛先には若干パーマが残っているのですが、根元の立ち上がりがなくペタッとしやすくなっています。
施術行程
はじめに仕上りに近い形にカットと毛量調整をします。
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パーマ剤をボリュームを付けたいところは根元付近から、あまり出したくないところは中間から毛先にかけて塗布します。
パーマ剤は、髪の表面付近に効果があるシステアミンをベースにしてphを調整して強さをコントロールします。
今回みたいにカールを付けたい場合は、表面付近にパーマ液を効かせれば曲がります。
クセ毛で縮毛矯正も一緒にしたい場合は、髪の中まで入る薬剤を使用します。
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時間を置いてパーマ剤が効いてきたら、しっかり流します。
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中間処理として、シャンプー→熱から髪を守る処理をします。
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髪を乾かしてから、特殊なアイロンでカールを形成していきます。
今回はクセはないので、TOPの髪の立ち上がりと毛先のカールを作っていきます。
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パーマ2剤で酸化処理をして終わりです。
まとめ
通常のパーマは濡れているとパーマが出て乾くと伸びやすいのに対して、アイロンパーマは濡れているとパーマは出ませんが、髪が乾くとカールが出てきます。(デジタルパーマと同じ)
ドライ時のカールのコントロールが不要で、乾かすだけなのでスタイリングが簡単です。
今のところ、5月1日よりメニュー化する予定です。